体のほぼ中心にあり
腰(腰椎)と
足(大腿骨)の間で
体を支えている骨盤は
男女で形状が異なっています。
男性の骨盤は縦長
骨盤上口
狭いハート形
恥骨下角
約60度
骨盤腔
狭く漏斗状
閉鎖孔
卵円形
女性の骨盤は横長
骨盤上口
横楕円形
恥骨下角
約80度
骨盤腔
広い円筒形
閉鎖孔
三角形
このような骨盤の男女差は
妊娠・出産の必要性が
あるかないかの差です。
女性の骨盤は妊娠時に
赤ちゃんを支えやすいような
構造になっていて
出産時には骨盤が緩み
ぎりぎり赤ちゃんが通れるような
柔軟な構造にもなっています。
しかし妊娠出産の必要が無い
男性の骨盤に比べると
柔軟な代わりに
安定性が弱いため
骨盤の歪みだけでなく
骨盤と足をつないでいる
股関節の歪み
変形性股関節症は
圧倒的に女性に多い
病気になっています。
女性は骨盤の歪みだけでなく
構造の違いから起きやすい
股関節の歪みにも注意が必要です。