「連動操体法」とは?

からだ雑談

「連動操体法」とは

気持ちのいい方向に

自力で体を動かし

脱力することで

筋肉の緊張や

関節の歪みを整える

「操体法」の中でも

 

特にからだの

連動性を重視した操法です。

 

体はつながっていて

動きも連動しています。

 

例えば仰向けで寝て

右足の踵を踏むように

力を入れると

足が反れて足首が伸びます。

 

ぐっと踏み込んでいくと

足首だけでなく

ふくらはぎが伸び

太ももの裏が伸びます。

 

さらに動こうとすると

骨盤も動いて

右側の腰・背中の筋肉

首の筋肉も伸び

 

逆側の左側の腰・背中の筋肉

首の筋肉は縮みます。

 

最後に足先をねじるように

さらに力を入れれば

腕や手にも力が入ってきます。

 

このように体の構造や

運動の要点を理解すれば

末端からの動きで

遠く離れた部分への

連動が行えます。

 

連動を使い上手に操作すれば

緊張して伸びない筋肉を緩める

力が入らない筋肉に力を入れる

手の届かない深部の筋肉への刺激など

全身様々な効果が期待できます。

「連動操体法」

動作を分析

気持ちのいい方向に誘導

充実した動きを引き出す抵抗

フーッと気持ちよく

脱力することが大切で

 

痛い所を力任せにもんだり

無理やり動かしたりせず

自力で動くことが基本の

施術方法になっています。

 

触れている皮膚を

操作誘導することで

姿勢を変えず

自分自身では

動いている感覚が無い状態での

操作も可能ですが

 

操作を行うための姿勢

心地のいい動きの分析

自力での動きや脱力に

ご協力いただけると

より効果的な施術が

受けられるはずです。