ズボンの裾上げや
マッサージ院などで
足の長さが左右で違うと言われ
身体が歪んでいると
心配する人もいると思いますが
単純に足の長さの違いだけで
歪みの判断はできません。
人間の身体は
もともと左右非対称です。
心臓は体の左寄りで
その他の内臓も左右非対称
利き腕・利き足による
身体の使い方で
筋肉も左右対称ではなく
骨折の影響や先天的に
骨の長さ大きさに
差がある人もいます。
「足の長さ=歪み」ではありません。
また足の長さは計測方法
仰向けで寝た状態
うつぶせで寝た状態
立った状態
座った状態
それぞれの姿勢で
筋肉の付き方
関節や軟骨
重力による影響
があるので変わってきます。
一つの姿勢だけでなく
動き・筋力などもしっかり見て
「身体の歪み」
を判断するのが重要です。
もちろん左右差は
少ないほうがいいですが
筋力・柔軟性・軟部組織などで
身体全体でバランスがとれていれば
歪みではありません。
見た目だけではなく
しっかりと身体全体の
バランスをふまえて
歪みを判断し
整えることが大切です。