骨と骨とをつなぐ関節は
関節包という
袋状のものに包まれていて
関節包の中は
関節の動きを滑らかにする
関節液に満たされています。
天気が悪く気圧が下がると
この関節包も影響を受けて
圧力が変わり関節を刺激します。
この刺激により
痛みが出ている人は
いつもより痛みが強くなり
以前痛めたことのある関節
弱くなっている関節も
敏感に反応して痛みが出ます。
また天気が悪いと気温も下がり
冷えて血流が悪くなるので
筋肉のコリや痛みも出やすくなります。
お年寄りなど慢性的な関節炎や
以前痛めた古傷がある人は
天気予報より低気圧の接近に敏感と
言われるのはこの為です。
急な天候の変化を
止めることはできないので
関節炎が気になる人は
体の調節機能の自律神経を整え
急に関節周辺を冷やさないよう
予防してください。