靭帯とは
繊維の束
ひも状のものです。
骨と骨を結び付け
骨の動きを
コントロールして
関節周りの
血管や神経を保護し
関節の補強をしています。
わずかな弾力性はありますが
無理な力や捻れが加わると
伸びたり断裂して
損傷してしまいます。
このような状態が
「靭帯損傷」で
患部が炎症を起こし
膝がガクガクするといったような
不安定感を感じる人もいます。
治療法は損傷の程度により
異なります。
軽度の損傷は
リハビリなどで
周りの筋肉を補強し
関節の機能を
取り戻していく
「保存療法」
を行います。
重度の損傷や
断裂している場合は
靭帯の修復術や
再建術などの
「手術による治療」が
必要になります。
一度断裂した靭帯は
完全に元に戻ることは
ありません。
また損傷から
治療開始までに
時間がかかると
半月板や軟骨の損傷など
二次的な関節の
損傷もおこるので
注意が必要です。