「過呼吸症候群」とは
「過換気症候群」とも呼ばれ
呼吸をしすぎることで
血液中の酸素濃度が高まり
二酸化炭素濃度が
低下した状態で
手足のしびれ
呼吸困難、失神など
様々な症状がでます。
若い女性や
神経質な人
緊張しやすい人などに
起きやすいと言われていて
精神的なストレス
不安、緊張
恐怖、興奮などが
きっかけで起こります。
呼吸のしすぎ
酸素の取り込みすぎが
原因ですが
息苦しさを感じるので
さらに呼吸してしまい
悪循環になります。
息苦しい症状が出たら
あわてて呼吸をしないで
ゆっくり呼吸をするよう
心がけるのが大切です。
紙袋などを口に当て
吐いた空気を
吸い込む方法で
二酸化炭素濃度を
安定させる方法もありますが
完全に密閉した袋や
長時間行うことは
危険を伴うので
注意が必要です。
「過呼吸症候群」は
呼吸が安定すると
基本的には数分で
落ち着きますが
自律神経の乱れ
うつ病
パニック障害
強迫神経症など
併発している場合があるので
それらの治療も大切です。