「整体に行って身長が伸びた」
という話を聞くことがありますが
全ての人の身長が
伸びるわけではありません。
姿勢が悪く
背骨、骨盤、脚に
問題がある人は
効果が期待できます。
身長は遺伝的な要因以外に
後天的な睡眠・栄養・運動が
大きく影響しています。
身長が伸びるには
骨と骨の継ぎ目
「骨端線」の成長が重要です。
骨端線が成長→骨が長くなる→身長が伸びる
からです。
しかし骨端線は
男子18歳前後・女子16歳前後で
骨化してしまい
(個人差がかなりあります)
骨化すると
基本的に身長が伸びることは
難しくなります。
この骨端線が骨化する前に
骨が伸びようとしている時に
姿勢を整え
背骨の詰まりを取り除けば
身長が伸びやすくなります。
逆に体が曲がっていたり
姿勢が悪く猫背だと
圧迫されて成長しづらくなります。
姿勢が悪いのが原因で
身長が伸びないのではと
感じる人は
骨化する前がチャンスです。
では成長が終わってからは
身長が伸びないのか
基本的には
骨端線が骨化したら
身長は伸びませんが
その後も整体で
身長が伸びることがあります。
しかしこれは骨が成長したのではなく
詰まっていた部分
歪みが取れた場合がほとんどです。
背骨には
7個の頚椎、12個の胸椎、5個の腰椎
間にはそれぞれ椎間板という
クッションがあります。
姿勢の悪い人は
猫背で背骨が縮まり
椎間板も詰まっている人が多いです。
単純に一つの椎間板が1㎜詰まっていると
2.4cm縮むことになります。
下半身もO脚で外側に広がれば
その分縮みます。
この歪みを取れば
本来の身長に戻すことができます。
当院でも30歳すぎてから
少しずつ身長が縮んでいたのに
整体したら健康診断で
身長が伸びたという人がいます。
身長だけでなく
姿勢が整えば健康にもいいので
是非一度試してみてください。
ただ歪みがひどいO脚の人以外は
上半身の伸び率が高くなります。
下半身と比べると
背骨のほうが関節や歪みが多いため
身長が伸びる=座高も高くなる
ケースがほとんどです。