ポキポキ骨を鳴らすと気持ちがいいけどやってもいいの?

からだ雑談

zatu

首や腰をポキポキ鳴らすと

「気持ちがいい」

「歪みが治った」

「スッキリする」

と感じて

ついやってしまう

人はいませんか。

 

しかしこの音は

ズレてる骨が

元の場所に

戻っているわけでは

ありません。

 

骨と骨がつながっている

関節は関節包というものに

包まれています。

 

この関節包の中は

滑液という

潤滑油のような液で

満たされています。

 

関節を急に動かし

強い圧が加わると

滑液の中に気泡ができ

気泡が弾けた時に

音が「ポキッ」と

鳴るといわれています。

 

このポキポキが

気持ちいいと感じるのは

音が鳴ったという

心理的なもの

ストレッチ効果

弾けた気泡が

関節や筋肉を

刺激するからで

 

歪みが正しい位置に

矯正されている

わけではありません。

自分で勢いよくひねって

鳴らしている人もいますが

やり過ぎると

ねん挫・むち打ち

のようになってしまい

関節包、軟骨、靭帯を

傷つけてしまう

場合があります。

 

指を鳴らす人の関節が

太くなるのは

損傷した部分を修復するから

だともいわれています。

 

整体・カイロプラクティックの矯正も

ポキポキ音を鳴らすのが

目的ではありません。

 

関節が適切に動いて

矯正されていれば

音が鳴らなくてもOKです。

 

ポキポキ鳴らす癖がある人は

力任せに鳴らすのではなく

適度なストレッチを

心がけてください。

 

音が鳴るという

刺激はないかもしれませんが

効果はほとんど変わりません。

 

もちろんゆっくり動かしたり

屈伸などで音が鳴るのは

問題ありません。